マッチングの履歴書・志望動機の書き方を医学生が実体験をもとに説明します!

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「マッチングの履歴書って、何をどう書けばいいの?」「志望動機は、どんな内容にすれば伝わる?」——採用試験が近づくと、書類の準備で手が止まってしまう医学生は多いのではないでしょうか。

  • 医学生のマッチングの履歴書には、何を書くの?
  • 志望動機は、どう書けばいい?例文が見たい
  • 自己PR・趣味・得意な学科の欄は、どう書く?
  • 履歴書は、いつから準備する?誰に添削してもらう?

結論から言うと、マッチングの履歴書で一番大切なのは、志望動機を「理由2つ+病院見学で実際に見た体験」で、病院ごとに書き分けることです。履歴書は、面接で聞かれる内容のもとにもなるので、面接で話せる内容だけを書くのがポイントです。

この記事では、地方国公立医学部を卒業し、3つの病院を受験して、現在は市中病院で研修医1年目として働いている私が、履歴書の項目・志望動機の書き方と例文・提出書類・準備のコツを、実体験をもとに解説します。

医学生P
ぷく

履歴書って、書き始めると意外と時間がかかるんです。「面接のとき、自分がどんな人間か伝える最初の資料」だと思って、じっくり向き合いましょう!

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医学生のマッチング履歴書とは?

履歴書は面接の土台になる書類

マッチングで希望順位を登録するには、その病院の選考手続き(採用試験など)を受けていることが必要です。履歴書は、その採用試験の最初に出す書類で、病院が「どんな人か」を知る最初の資料になります。

そして、履歴書は面接の質問のもとにもなります。実際、過去の受験報告にも、「履歴書に書いた内容を深く聞かれることが多い」という印象が書かれていました。つまり、履歴書に書いたことは、面接で必ず説明できなければならないのです。

履歴書の役割

  • 自己紹介:自分の情報・経験・強みをまとめて伝える
  • 選考資料:定員が限られるため、応募者を比べる材料になる
  • 面接の資料:面接官が質問を決める元になる
  • 自己分析:書くことで、自分の考えが整理される
医学生P
ぷく

履歴書の話になると、急に「自分って何者だっけ?」と哲学したくなりますよね。でも大丈夫。「見学で見たこと」を材料にすれば、ぐっと書きやすくなるはずです。ネタ集めは病院見学のうちに!

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医学部マッチングの履歴書の項目

履歴書の様式は病院ごとに違いますが、私が見た複数の病院の様式では、次のような項目が共通していました。

  • 基本情報(氏名・生年月日・住所・連絡先)、学歴
  • 資格・免許など(取得見込みを含む)
  • 賞罰
  • 得意な学科
  • 趣味・特技・クラブ活動(文化活動・ボランティアなど)
  • 自己PR
  • 志望の動機
  • 写真
  • 採用試験の希望受験日(選択式の病院が多い)

病院によっては、履歴書とは別に、「臨床研修申込書」のような書類があり、2年目に選びたい科、研修後に希望する専門科、将来の目標・アピールしたいことなどを書く欄がありました。

様式・提出書類は、病院や年度によって違います。必ず、病院の募集要項や公式サイトで、最新の様式を確認してください。

提出書類の例

複数の病院の募集要項では、履歴書のほかに、次のような書類が求められていました(病院によって異なります)。

  • 履歴書(所定の様式)
  • 卒業見込証明書
  • 成績証明書
  • 写真(縦4cm×横3cmの上半身・脱帽・正面など、3か月以内に撮影したもの)
  • 病院独自の申込書

卒業見込証明書や成績証明書は、大学の事務に申請してから発行まで日数がかかることがあります。試験日の直前に慌てないよう、早めに申請しておきましょう。

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医学生の履歴書・志望動機の書き方

履歴書で一番重要なのは、志望の動機です。「何をどう書けば伝わるの?」と一番悩むところなので、私が意識した書き方を紹介します。

志望動機は「理由2つ+見学の体験」

私は、志望動機を、次の構成で書きました。

  1. 冒頭:志望理由は2つある、と宣言する
  2. 1つ目の理由(例:教育体制が充実している)+見学で実際に見たこと
  3. 2つ目の理由(例:症例が豊富で、幅広い経験が積める)+見学で実際に見たこと
  4. 締め:「そんな医師になりたい」と、その病院で研修したい気持ちにつなげる

ポイントは、理由を「病院の特徴」だけで終わらせず、病院見学で実際に見た・感じた場面を必ず添えることです。「症例が多い」「教育体制が整っている」だけでは、どの病院にも当てはまってしまうからです。

マッチング志望動機の例文【研修医】

次の例文は、私が実際に書いた構成を参考に、病院名や具体的な固有名詞を伏せて、「型」を示すために作った例文です。そのままコピーせず、あなたの体験に置き換えて使ってください。

貴院を志望する理由は2つあります。

1つ目は、教育体制が充実している点です。救急カンファレンスをはじめ、朝のレクチャーやワークショップなど、研修医が学べる機会が豊富にあると感じました。見学の際には、○○のレクチャーに参加させていただき、医師だけでなく他職種の方々からも学べる環境に、病院全体で研修医を育てようとする温かさを感じました。

2つ目は、症例が豊富で、幅広い経験が積める点です。地域の中核病院として救急医療に積極的に取り組まれている貴院で、救急科を見学した際、次々と来院する患者さんに、研修医の先生が迅速かつ丁寧に対応している姿が印象的でした。私も、忙しい中でも一人ひとりの患者さんに適切かつ丁寧に対応できる医師になりたいと強く思い、貴院での研修を志望いたします。

例文は、「理由の型」と「見学の体験の入れ方」を示すためのものです。実際に見学で見たこと・感じたことは、必ず自分の体験で書いてください。見学に行っていない内容を書くと、面接で深く聞かれたときに答えられなくなります。

志望動機を書くときの5つのコツ

  1. 理由は2〜3つに絞る(多すぎると、1つ1つが薄くなる)
  2. 病院見学で見たこと・感じたことを、具体的に入れる
  3. 病院ごとに内容を書き分ける(使い回さない)
  4. 結論→理由→具体例→結論の順(PREP法)で書く
  5. 面接で、深く聞かれても答えられる内容にする

特に、病院ごとの書き分けは大切です。私は3つの病院を受験しましたが、それぞれの病院の特徴(救急の規模、研修プログラムの特色、教育体制)に合わせて、志望理由の内容と数を変えました。受験する病院に3回見学に行ったのは、この書き分けの材料を集める意味もありました。

医学生の履歴書:自己PR・趣味の書き方

自己PRは「強み2つ+エピソード」

自己PRは、強みを2つに絞り、それぞれにエピソードをつけて書きました。

  1. 強み(例:協調性、継続力)
  2. それを身につけた経験(部活動・アルバイト・実習など)
  3. 医療現場でどう活かせるか

強みは、医療現場で活かせるものにすると、つながりが見えやすくなります。たとえば「協調性」なら、多職種連携・チーム医療につなげられます。

趣味・特技・クラブ活動の欄

趣味・特技・クラブ活動は、面接で話が広がりやすい欄です。自分が長く続けていて、自信を持って話せるものを書きましょう。過去の受験報告でも、部活や趣味について、面接で聞かれた例がありました。

得意な学科・資格の欄

得意な学科は、実習や講義で興味を持った科や、志望する分野に近いものを書くと、志望動機とのつながりが出ます。ただし、書いた科について、面接で聞かれても答えられることが前提です。資格は、取得見込みでも書けますが、英語資格は、私の志望した病院ではマッチングに影響しませんでした。

履歴書を書くときの注意点

写真・誤字脱字・指定の形式

  • 写真は、3か月以内に撮影した、清潔感のあるものを使う(一般的に、スピード写真ではなく、写真館などで撮ったものが無難と言われている)
  • 誤字・脱字・記載漏れがないようにする(病院の指定に沿って書く)
  • 病院が手書きを指定している場合は、指定どおり丁寧な字で手書きする(様式は病院ごとに確認)
  • 履歴書の控え(コピー)を必ず取っておく(面接前に見直すため)

履歴書は、「どんな人か」を最初に判断される書類です。内容はもちろん、丁寧に書かれているか、抜け漏れがないかも見られていると思います。

面接の回答と一貫させる

履歴書の志望動機・自己PR・長所短所と、面接の回答が食い違わないように、内容をそろえて準備しましょう。私は、質問ごとに回答を書き出し、履歴書の内容と照らし合わせて整えました。

面接で聞かれた質問と、私の回答の要点は、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:医学生マッチングの面接対策!実体験から質問内容と準備したことを説明します

履歴書はいつから準備する?添削は?

履歴書の準備スケジュール

履歴書は、病院見学のあとに書くと、志望動機の材料が集まっています。私の流れは次のとおりです。

  • 4・5年生:病院見学に行き、感じたことをメモしておく
  • 6年生:受験する病院に絞って見学(私は3回)。履歴書を書く
  • 6年生の7〜8月ごろ:採用試験・面接

私は、提出の2か月くらい前から履歴書を書き始めました。早めに始めたおかげで、見直す時間も取れました。

添削してもらうと安心

履歴書は、書いたあとに、他の人に読んでもらうのがおすすめです。自分では気づかない、誤字・分かりにくい表現・内容の食い違いを、指摘してもらえます。大学の先輩や同期、先生などに見てもらいましょう。

私は、提出の1か月前に、大学の同期(編入で入った方)と親に添削してもらいました。周りには、大学の先生に添削をお願いしていた人もいました。

ぷく
ぷく

AIを使うと、下書きや推敲を効率よく進められるのでおすすめです。ただし、見学で実際に見たこと・感じたことは、必ず自分の言葉で入れてください。

マッチング履歴書のよくある質問

Q. 志望動機は病院ごとに変える?

A. はい。病院ごとに、特徴や見学で見たことが違うので、志望理由の内容と数を書き分けるのがおすすめです。使い回すと、面接で深く聞かれたときに説明できなくなります。

Q. 見学していない病院にも出していい?

A. 出すことはできますが、志望動機に「見学で見たこと」を書けなくなります。私は、受験する病院には3回見学に行きました。見学に行けない場合は、オンラインのレクチャー参加や、説明会などで得た情報を使う方法もあります(病院によって対応は異なります)。

Q. 志望動機は何文字くらい書く?

A. 病院の様式(欄の大きさ)に合わせてください。欄の大きさによって、書ける量は変わります。欄いっぱいに書くのではなく、読みやすさを優先し、要点を絞って書きましょう。

Q. 「第1希望です」と書くべき?

A. 病院の様式に指定がなければ、無理に書く必要はないと思います。その病院に出す履歴書は、「その病院で研修したい」理由を書く書類だからです。ただし、第1希望かどうかを面接で聞かれる病院もあるので、答えは考えておきましょう。なお、希望順位を登録するのは「入職(研修)しても良いと思う」病院だけにするのが、JRMPの案内です。

まとめ:履歴書は見学の体験で差がつく

  • 履歴書は、面接の質問のもとになる。書いたことは、面接で説明できるようにする
  • 志望動機は「理由2つ+病院見学で見た体験」で、病院ごとに書き分ける
  • 自己PRは「強み2つ+エピソード」、医療現場でどう活かすかにつなげる
  • 提出書類(卒業見込証明書・成績証明書・写真)は、早めに準備する
  • 様式や提出書類は病院ごとに違うので、必ず募集要項を確認する
  • 写真・誤字脱字・記載漏れに注意。控えを取っておく
  • 他の人に添削してもらい、面接の回答と一貫させる

履歴書は、病院見学の体験が、そのまま志望動機の説得力になります。早めに見学に行き、感じたことをメモしておくことが、一番の対策です。この記事が、マッチングの履歴書に悩む医学生の参考になればうれしいです。

マッチングの仕組み・スケジュール・登録の流れは、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:医学生のマッチング対策!仕組みとスケジュール【医学部就活】

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