地方医学部卒・医学生が教える!英語の効率的な勉強法

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医学部に入ったとたん、分厚い英語の教科書や論文を渡されて「これを読めってこと!?」と面食らった経験がある人は多いのではないでしょうか。

実は、医学部で求められる英語力は、受験英語とはまったく別物です。

結論から言うと、医学部の英語学習で大切なのは「話す・聞く」力に加えて、専門用語を含む英文を素早く読み解く力です。

この記事では、地方医学部を卒業し、現在研修医1年目として働いている私が、自身の体験をもとに医学部・医学科で本当に必要な英語レベルと、効率的な勉強法について本音で解説します。医学部の英語レベルに不安がある人、医学生の英語勉強法を知りたい人はぜひ参考にしてください。

医学生P
ぷく

「英語が苦手だから医学部は厳しいかも…」と不安な受験生・医学部生も多いはず。私も得意ではありませんでしたが、なんとかなりました(笑)

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医学部の英語ってどのくらいのレベル?受験英語との違い

医学科の授業・教科書で使われる英語のレベル

医学科に進むと、解剖学・生理学・薬理学などの教科書に、英語の専門用語(医学英単語)がそのままの形で登場します。授業自体は日本語で行われる大学がほとんどですが、原著(英語の教科書)を参考文献として勧められたり、英語の論文を読んで発表するという抄読会を学生が担当して行う大学も少なくありません。

ぷく
ぷく

僕も大学の実習で抄読会の発表を担当しましたよ。(優秀だったからだとかいうわけでは決してありません。笑)

つまり医学部の英語で求められるのは、日常会話レベルの英会話力ではなく、専門用語込みの英文を正確に理解する読解力だといえます。

医学部入試の英語と医学部生になってからの英語の違い

受験英語は、文法問題や長文読解、和訳・英作文など「限られた時間で正確に解く力」が中心でした。一方、医学部生になってからの英語は、

  • 知らない専門用語が出てきても文脈から意味を推測する力
  • 全文を訳さず、必要な情報だけを拾い読みする力
  • 同じ単語・言い回しに繰り返し触れて自然に覚えていく力

この3つが中心になります。受験英語で鍛えた文法・語彙の土台は間違いなく武器になりますが、「完璧に訳す」から「必要な情報を素早くつかむ」への意識の切り替えが、医学部の英語で最初につまずきやすいポイントです。

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医学生に英語力が必要な3つの理由

そもそも、なぜ医学部生には英語力が必要なのでしょうか。理由を整理すると次の3つに集約されます。

  • 理由①医学論文や海外の診療ガイドラインの多くが英語で書かれているから
  • 理由②実習や国家試験対策の中で、英語表記の医学用語に日常的に触れるから
  • 理由③留学・国際学会・USMLEなど、将来の進路の選択肢が広がるから

理由①医学論文・ガイドラインの多くが英語で書かれているから

最新の治療方針や研究結果は、まず英語論文として発表されることがほとんどです。

日本語訳が出るのを待っていては情報が遅れてしまうため、英語論文を自分で読める力は、医師としてもアップデートし続けるための必須スキルになります。

理由②実習や国家試験対策で英語の医学用語に触れる機会が多いから

臨床実習やCBT・国家試験の勉強を進めていくと、カルテ記載や検査項目、疾患名などで英語由来の医学用語に頻繁に出会います。

日本語の医学用語とセットで英語表記も覚えておくと、実習先での理解がスムーズになります。

理由③留学・国際学会・USMLEなど、将来の進路の選択肢が広がるから

海外留学や国際学会での発表、USMLE(アメリカの医師国家試験)受験など、英語力があることで選べる進路の幅は確実に広がります。

今すぐ使わない場合でも、選択肢を残しておくという意味で英語学習には価値があります。

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地方医学部卒の私が実践した、医学生におすすめの英語勉強法

ここからは、医学部 英語 勉強法として、私が実際に取り入れていた方法を紹介します。

  • 勉強法①医学英単語から少しずつ覚える
  • 勉強法②英語論文のアブストラクトを毎日1本読む習慣をつける
  • 勉強法③英検・TOEICを「期限付きの目標」として活用する
  • 勉強法④スキマ時間にリスニングを取り入れる

勉強法①医学英単語から少しずつ覚える

医学英語に挑むにあたってまず苦戦するのが知らない英単語が多すぎることだと思います。

そのため、いきなり長文読解に挑むより先に、解剖学・生理学の授業で出てくる英単語を単語帳代わりに覚えるのが効率的です。

教科書の索引や、市販の医学英単語帳を使えば、実際の授業内容と紐づけて覚えられるため定着しやすくなります。

勉強法②英語論文のアブストラクトを毎日1本読む習慣をつける

論文をいきなり全文読むのはハードルが高いので、まずは要約にあたる「アブストラクト」だけを毎日1本読む習慣がおすすめです。短時間でも専門用語込みの英文に触れ続けることで、読むスピードと語彙が自然に増えていきます。

医学論文を探す上で最も効率的なサイトがPubmedです。Pubmedは、医学・生命科学分野の論文を検索するための無料データベースで、簡単に気になる医学論文が検索できます。無料で公開されている論文なら本文へのリンクもあるため非常に便利です。

ぜひPubmedで気になる疾患や症候の論文の「アブストラクト」を読み、気になるものがあれば全文も読んでみましょう。

勉強法③英検・TOEICを「期限付きの目標」として活用する

目的なく英語を勉強し続けるのはモチベーションが続きにくいものです。英検やTOEICなど、受験日が決まっている試験を目標に据えると、勉強のペースを作りやすくなります。医学部生の場合、部活やテスト期間と重ならない時期を選んで申し込むのがポイントです。

勉強法④スキマ時間にリスニングを取り入れる

実習や部活で忙しい医学部生にとって、まとまった勉強時間の確保は簡単ではありません。移動時間や作業時間に医学系のポッドキャストや英語ニュースを聞き流すだけでも、リスニング力と医学英単語の両方に触れる機会になります。

医学部生の英語勉強でよくある悩みと対処法

「単語が覚えられない」ときの対処法

医学英単語は数が多く、一度に覚えようとすると挫折しがちです。「今学んでいる授業範囲の単語だけ」に絞って覚えることで、範囲が限定され記憶にも残りやすくなります。

部活・実習で時間がない人向けの時短勉強法

毎日30分など、大きな目標を立てすぎないことが継続のコツです。「アブストラクトを1本読む」「単語を5個覚える」など、数分で終わるタスクに分解することで、忙しい時期でも英語学習をゼロにせずに済みます。

まとめ:医学部の英語は完璧を目指さなくていい

医学部の英語というと構えてしまいがちですが、必要なのは英会話力ではなく、専門用語を含む英文を読み解く力です。

  • 医学部の英語は「完璧に訳す」より「必要な情報を拾い読みする」意識が大切
  • 医学論文・実習・将来の進路のいずれにおいても英語力は武器になる
  • 医学英単語の暗記、アブストラクト読み、資格試験の活用、スキマ時間のリスニングを組み合わせるのがおすすめ

完璧を目指さず、できる範囲から少しずつ英語に触れる習慣を作っていきましょう。医学部の英語レベルに不安がある人も、今日からできることは意外とたくさんあります。

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