医学部で部活・サークルに入らないとまずい?入部のメリット・デメリット

部活
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医学部に入学した人の中には、部活に入るべきなのか、もしくは入らない方が良いのか迷っている人がいるかもしれません。

基本的には、どの医学部でも何らかの部活に入る人がほとんどです。部活の中にやりたいことがある人はもちろん、特にやったことがあるというわけではないけど部活の人たちの雰囲気や友達が好きだからという理由でも多くの人が部活に入っています。また、人によっては2つの部活を掛け持ちしている人も一定数います。

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ぷく

かくいう自分も2つの部活を掛け持ちしていました。

しかし、自分の時間を大切にしたい人や特に部活でやりたいことがない人の中には、部活に入りたくないと思っている人もいるかもしれません。そういった人の中には、

  • 部活に入らないと友達ができないのではないか
  • 先輩からの勉強の資料や情報が回ってこなくて勉強に支障が出るのではない

と不安で夜しか眠れなくなっている人もいるはず。

当記事では、医学部では部活やサークルに入らないとまずいのか、医学部で部活に入部するメリット・デメリットについて詳しく説明します。

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医学部で部活・サークルに入らないとまずい?

医学部に入学したばかりの人の中には、部活やサークルに入っていないと友達ができないのではないか、試験に関する情報や勉強の資料が回ってこなくて留年してしまうのではないかと不安な人もいるのではないでしょうか。

結論、医学部で部活やサークルに入らないという選択肢を選んでも全く問題ありません

同じ部活ではない人同士でも仲良くしている人は大勢いますし、部活に入っていないとしてもきちんと進級できている人がほとんどです。

同じ部活の人同士で一緒にいるグループも多いですが、グループの中に違う部活の人がいたり、学籍番号の近い人や実習や授業などで仲良くなった人で仲の良いグループがあったりもします。

また、授業や実習もあるので学年の多くの人とは仲良くなることができます。そのため、直接知り合いの先輩がいなかったとしても、部活に入っている友達から資料や試験の情報をもらえるので、勉強に関しても心配する必要はないでしょう。

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大学によっては勉強の資料が共有されているクラウドがあるところもあります。その中に過去問などの基本的な資料はあるはずなので、万一友達ができなかったとしても大丈夫でしょう。

ただ、大学の部活やサークルの中に、少し興味はあるけど、

  • 一回もやったことないから
  • 運動が苦手だから
  • 何となく不安だから

といった理由でやめようと思っているのなら、とりあえず入部してみることをおすすめします。

部活・サークルを通して得られた経験はなにものにも変え難いものになりますし、辛いことや嫌なことがあったとしても最後まで続ければやって良かったなと思えるはずだからです。

また、もし部活・サークルで絶対に許容できないようなことがあったとしたら途中で辞めてしまえば良いだけのことです。

医学生P
ぷく

部活・サークルを途中で辞める人は大勢いますし、大して恥ずかしいことではありません。

やって後悔するかはわかりませんが、やらなかったら必ず後悔します。少しでも興味があるのであれば、とりあえず入部してみましょう。

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医学部生で部活・サークルに入部するメリット

医学部で部活やサークルに入らないという選択肢を選んでも全く問題ないと述べましたが、部活・サークルに入るメリットももちろんあります。

ここからは医学部で部活・サークルに入るメリット・デメリットについて詳しく説明するので、部活・サークルに入るべきなのか、もしくは入らない方が良いのか迷っている人はぜひご覧ください。

▼医学部で部活・サークルに入るメリット

  • 同級生だけでなく先輩や後輩、他学部学科、他大学の生徒とのつながりができる
  • 大学の授業や試験に関する資料・情報が手に入る
  • 単純に楽しい
  • 後輩のうちは奢ってもらえる

先輩や後輩、他学部、他大学の生徒とのつながりができる

医学部で部活・サークルに入る大きなメリットの1つが、同級生だけでなく、先輩や後輩、他学部学科、他大学の生徒とのつながりができるということです。

実習や授業で医学部の同級生と関わることはできますが、先輩や後輩、他学部の学生と関われる機会は少ないです。部活に入れば、看護学科やコメディカルの学部の学生、色んな学年の学生とつながりを持つことができるでしょう。

また、部活・サークルをしていると、他大学との交流や対戦試合などがあったりします。他大学の生徒とのつながりも持てるので、交友関係をより一層広げることも可能です。

部活・サークルを通して仲良くなれる人は共通の趣味や目標を持っていることが多いので、新しい友達や仲間を見つける絶好の機会となりますよ。

大学の授業や試験に関する資料・情報が手に入る

1つ目のメリットとオーバーラップするところもありますが、部活・サークルに入ってタテのつながりを持っておけば、大学の授業や試験に関する資料・情報が手に入るというメリットもあります。

多くの大学では、部活内でしか共有されていない資料も一部存在します。部活・サークルに入れば、部活の先輩が作ってくれた資料や情報を共有してもらえるので、勉強の情報や資料が充実しやすいと言えます。

また、仲の良い先輩がいれば、授業で使った教科書や参考書がもらえる場合もあるので、教科書代が要らなくなる場合もあります。

このように、大学の授業や試験に関する資料・情報、教科書などをもらえるというのも部活・サークルに入る大きなメリットです。

単純に楽しい

医学部で部活に入る3つ目のメリットが、部活・サークルに入れば単純に楽しいということです。

6年ある医学部生活、勉強だけするのはかなりのストレスです。週2〜3回部活の2時間が良い息抜きになっているという人も多いです。

また、運動部の場合、東日本と西日本のそれぞれで多くの医学部が競う東医体と西医体という大会が存在します。そして、医学部の運動部の学生は東医体と西医体に向けて日々練習することになるでしょう。年に1回しかない東医体、西医体での思い出や部活動から得た学びはかけがえのないとなりますよ。

後輩のうちは奢ってもらえる

医学部で部活・サークルに入る4つ目のメリットが、後輩のうちは奢ってもらえるというものです。

1年生のうちはバイトもまだ始めていない人も多いでしょう。色んな部活の新歓に行けば、食費を浮かせることができる上に、焼肉やお寿司など美味しいものがたくさん食べられます。

また、部活に入ってからも部飯などで食事代を奢ってもらえることが多いです。

自分が先輩になった時には逆に奢らなければなりませんが、後輩のうちはご飯を奢ってもらえるというのも大きなメリットです。

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医学部生で部活・サークルに入部するデメリット

ここまでは医学部で部活・サークルに入るメリットについて説明してきましたが、次は医学部で部活・サークルに入るデメリットについて説明していきます。

▼医学部で部活に入るデメリット

  • 時間を取られる
  • お金がかかる
  • 面倒な人間関係に悩まされることがある

時間を取られる

まず1つ目のデメリットが、部活・サークルをしていればその分時間を取られるということです。

医学部の場合、卒業のために取得しなければならない単位や合格しなければならない試験が多数存在します。

その一方、医学部の部活やサークル(特に部活の場合が多いですが、)の中には、試験の直前期であってもきちんとした理由がなかったら休むことが許されない部活も一定数あります。

そういった部活の場合、試験前でも部活に参加しなければならないことがあるので、部活に時間を取られて勉強がきついという状況にもなりかねません。そのため、厳しめの部活に入部する場合はきちんと計画的に勉強していく必要があるでしょう。

自分のペースで勉強したい人や部活よりも自分のやりたいことを優先したい場合には、そういった部活はやめておいた方が良いかもしれません。

お金がかかる

2つ目のデメリットが、部活・サークルをしていればその分お金もかかるということです。

部費や部活のための道具、ユニフォーム代、遠征費、イベント代など、部活やサークルするためには定期的にお金がかかります。また、学年が上がったら次の1年生が入ってきたときの新歓費用として数千〜数万円出さなければならなかったり、部飯に行ったら後輩の分のご飯代を出さなければならなかったりします。

決して安い額ではないので、きちんとかかる費用を考えた上で、自分で賄えるのか考えて入部するようにしましょう。

面倒な人間関係に悩まされることがある

医学部で部活・サークルに入る3つ目のデメリットが、面倒な人間関係に悩まされることがあるということです。

コミュニティの中には、自分の苦手な人がいる場合もあるでしょう。その場合には、人間関係の面で部活に行くのがストレスになることもあります。

また、大学の部活動では、高校の部活とは違い、学生が中心となって活動していきます。異なる背景や性格のメンバーが1つのグループとなってみんなで部活・サークルを運営していかなければなりません。その中で仲が良いと思っていた人の性格や活動方針が自分とは違い、ストレスに感じて、仲が悪くなることもあります。

医学部は狭い世界なので、意見の相違や人間関係のトラブルが、部活・サークルでの活動だけでなく、大学での生活に悪影響を与えるということもあり得ます

コミュニティに属する上ではある程度仕方のないことですが、そういう人間関係のトラブルが起こりうるということは押さえておきましょう。

まとめ:迷っているのなら入部しよう!

ここまで、医学部で部活・サークルに入るメリット・デメリットについて説明してきましたが、部活・サークルに入るべきかまだ悩んでいる人もいるでしょう。

最終的には

  • 自分が本当にその部活に入りたいと思っているのか
  • 部活に入ったら楽しそうなのか

という観点で決めるべきだと思います。

本当は興味はあるのに、

  • 部活が厳しくて自分に合わないかもしれない
  • 一回もやったないものだから本当にできるかわからない
  • 運動が苦手だからできないかもしれない

といった理由で入部はやめようと思っているならもったいないですよ。

医学部での大学生活は一度しか経験できません。自分でもできるのか、本当に楽しいのかということはやってみないと分かりません。

部活・サークルを通して得られた経験はなにものにも変え難いものになりますし、部活・サークルで辛いことや嫌なことがあったとしても最後まで続ければやって良かったなと思えるようになります。

また、もしその部活・サークルが本当に合わなかったとしても、もし何か問題が起きたとしても途中で辞めてしまえば良いだけのこと。

医学生P
ぷく

大学では、部活・サークルを途中で辞める人なんてたくさんいます。

部活でのトラブルなんて卒業してしまえばそれ以降一切気にすることもありませんし、途中でやめたとしてもとやかく言われることなんてほとんどありません。医学部の学生でも部活・サークルに入るべきか悩んでいるのなら、とりあえず入部してみましょう

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