医学生はバイトしないでも良い?バイトのメリットとバイト以外の時間の使い方

バイト
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  • 医学生はそもそも忙しくてバイトできないのではないか
  • バイトする時間があったとしてもアルバイトは時給が安くてコスパが悪いし、医学生はバイトしないで良いのではないか

このように感じている医学生もいるのではないでしょうか。

結論、医学生でもバイトすることはできますし、医学生でもバイトすべきだと言えます!

当記事では、医学生はバイトできないのか、医学生でバイトしないのはありか、バイト以外のおすすめの時間の使い方がないかといったことについて詳しく深堀っていきます。

 

医学生が始めるべきおすすめのアルバイトが知りたい方はこちらの記事を参考にしてください!

医学部生におすすめのアルバイト15選【高時給あり】医学生でもバイトできる?

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そもそも医学生は忙しくてバイトできない?

医学部の学生は、他の学部の大学生と比べても講義や実習が詰まっているうえ、講義の時間以外に課題を求められたり、試験の勉強をしたりしないといけないときもあるため、比較的忙しいのも事実です。

では、医学生はそもそもバイトを始めること自体難しいのでしょうか?

実際には、医学生でもバイトすることはできます

高学年になってくると実習や国師の勉強が忙しくなり、バイトをするのが難しいこともあるでしょう。しかし、低学年のうちは、授業も17時までには終わることが多いうえ、土日に講義や実習の予定が入ることはほぼないので、放課後や休みの日に時間を作ることは可能なのです。

具体的に、学年が上がるにつれて医学生がどのくらいバイトできるかは次の通りです。

学年 バイト可能な時間・回数 説明
1年 週7回でも可能 教養の授業を行う大学が多く、他大学の学生と大差ない。
2年 週2~3回・週10時間ほど 基礎医学教育が始まるため、学習時間が一気に増える。
3・4年 週2~3回・週10時間ほど 臨床科目の講義が始まる。CBTの勉強も必要。
5年 週0~1回 ポリクリ(病院実習)に入るため、暇な時間はほとんどない。
6年 週0~2回 バイト可能な時間は勉強の進み具合による

このように、医学生でも全然バイトする時間は全然あります!

忙しくてバイトを続けるのは難しいと感じたら、辞めればよいだけなので、バイトできるかどうか心配している人もとりあえず始めてみてはいかがでしょうか?

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医学生でバイトしない人はどのくらい?

実際には、どのくらいの医学生がバイトをしているのでしょうか?

筆者の所感ですが、90%以上の人は何らかのバイトをしているように感じました。また、多くの人は一つのバイトだけでなく他のバイトと掛け持ちしている人が多いと感じています。

教育系のバイトが高時給でコスパ良く稼げるけど、たくさんシフトに入ることはできないので、長時間シフトに入れる飲食店のバイトを掛け持ちするといったような感じです。

一時的にバイトしていない人は居ても、学生の間ずっとバイトをしないで過ごす医学生はほとんどいないようです。

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医学生はバイトすべき?バイトしないとどうなる?

医学部に通う学生は、裕福な家庭の人が多いため、自分が稼いで得られるバイト代なんて家族の収入に比べたら誤差のように思えてしまう人もいるでしょう。

また、親からの仕送りで十分暮らせるし、どうせ医者になったら年収で1,000万円以上稼げるのだから、今アルバイトで稼ぐのはコスパが悪いと感じてしまい、医学生はバイトしないで良いのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。

バイト以外にやりたいことがあったり、他に優先すべきことがあったりするのであれば、バイトしないのも一つの手です。

ただし、他にすることもなく時間を持て余しているのであれば、医学生であってもアルバイトするべきだと言えます!

その理由は、アルバイトから得られるのは、お金だけではないからです。

具体的には、バイトをすることで次のようなメリットが得られます。

  • 様々な社会経験を積むことができる
  • 将来に役立つソフトスキルを身に着けられる
  • 様々な人との人脈を広げられる

具体的にみていきましょう。

様々な社会経験を積むことができる

様々な社会経験を積むことで人として成長できるというのはバイトをすることで得られる大きなメリットです。

バイトをしていると、思った通りに物事が進まなかったり、想定外の出来事に直面したりすることもあるでしょう。このような場合に、臨機応変に判断し、適切な対応できるかというのはどれだけ多くの経験をしてきたかに大きく依存します。

将来、医者になったときには、不測の事態や想定外の出来事だらけです。このような場合に動じず対処できるようになるためにも多くの社会経験を積んでおくことが大切です。

また、苦手な人とも協力し合いながら円滑に業務が進められるかということや、自分のやりたくないことやキャパ以上のことを押し付けられようとしたときにきちんと断ることができるかというのことなどもどれだけ経験を積んできたかに依存します。

アルバイトであっても働いている以上、理不尽なことは多々発生します。バイトなどを通じてこのような経験をしていないと、将来医者になったときに人として尊敬されない浅はかな人間だと思われかねないのです。

将来に役立つソフトスキルを身に着けられる

社会経験を積むことができるというメリットに通じるところがありますが、将来に役立つソフトスキルを身に着けられるというのもアルバイトの大きなメリットです。

職種にもよりますが、アルバイトで身につくソフトスキル・能力は次のようなものがあります。

  • コミュニケーションスキル
  • ビジネスマナー
  • セルフマネジメントスキル
  • 柔軟な思考力
  • リーダーシップ
  • 責任感

これらのスキルは、そのバイトだけでなく、将来にも生きる普遍的で大事なスキルです。このようなスキルは実践を通して経験することでしか身に付きません。

様々な人との人脈を広げられる

もう一つの大きなメリットとして、バイトを通じて様々な人との人脈を広げられるというメリットがあります。

バイトなどをしていないと、同じ大学の医学生や看護学生以外とつながりを持つのは難しいでしょう。しかし、バイトをすれば、他の大学の生徒や実際に働いている社会人とも交流することが可能です。

他のコミュニティに属する人は、あなたやあなたのコミュニティに属する人と全く異なる経験をしてきている人が多いので、そのような人達の話を聞くのは単純に楽しいです。

このように、バイトのメリットはお金を稼げることだけではありません。バイトをすることであなたが思っている以上にたくさんの学びを得られるので、バイトするかどうか迷っているのであれば、ぜひ一度始めてみてはいかがでしょうか?

 

医学生が始めるべきおすすめのアルバイトに、どのようなものがあるのか気になった方はこちらの記事を参考にしてください!

医学部生におすすめのアルバイト15選【高時給あり】医学生でもバイトできる?

医学生必見!バイトしない場合におすすめの時間の使い方

ここまでバイトのメリットを説明してきましたが、将来に役立つのはバイトの経験だけではありません。

ここでは、将来に役立つかどうかという観点から、バイトをしない場合に医学生におすすめの時間の使い方について説明します。

  1. 資格の勉強をする
  2. PCスキルを身に着ける
  3. 語学学習
  4. 学生団体に参加する
  5. 自動車運転免許の取得
  6. 読書

以上、バイトをしない場合のおすすめの時間の使い方について詳しく見ていきましょう。

資格の勉強をする

医学生が取るべき資格は医師免許だけではありません。様々な資格の勉強をすれば、実生活に使えるスキルになりますし、将来の可能性が広がります。医学生で資格の勉強をするなら次のような資格の勉強をしてみましょう!

▼英語系の資格

  • USMLE
  • TOEFL
  • TOEIC

▼医療系の資格

  • 心電図検定
  • スポーツ医学検定
  • 赤十字救急法救急員
  • 労働衛生コンサルタント

▼お金系の資格

  • 日商簿記
  • FP

英語系の資格やお金系の資格は、資格というより知識自体が自分の価値になることが多いので、時間があるのであればぜひ勉強してみましょう!

PCスキルを身に着ける

PCは将来、医者になったときにも必ず使うツールです。そのため、学生のうちにPCスキルをある程度磨いておくと、将来役立つことが多いでしょう。

  • タッチタイピング
  • ショートカットキー
  • Word・Excel・Power Point
  • プログラミング

時間のある時にこれらのPCスキルを学んでおきましょう。

特にプログラミングスキルは、医療業界のAI化が進む中でとても有用なスキルです。学生のうちに学んでおけば将来役立つことは間違いないので、時間のある人はぜひ一度挑戦してみましょう!

語学学習

医学生のうちに普通に会話ができるくらいの英語力を身に着けておくのもおすすめです。

今後、日本の少子高齢化はどんどん進んでいきます。そのような中、日本人の診療だけでは手に職が就かないという状況にもなりかねません。

また、英語を勉強しておくことでたくさんの情報にアプローチできます。

そのため、時間がある医学生のうちに英語などの語学学習もしておくことをおすすめします。

学生団体に参加する

学生団体とは、「社会の役に立ちたい」「社会問題を解決したい」など、問題意識を持った学生の集まりです。

団体によって異なりますが、具体的には、ボランティアやイベントの企画、情報発信など社会に対して何らかの活動を行っていきます。

組織運営の仕組みを学べたり、意識の高い仲間との人脈を広げられたりするので、やることがなくて時間を持て余しているのであれば、学生団体に参加してみるのも一つの手です。

自動車運転免許の取得

車の運転ができると行動範囲がかなり広がります。また、運転免許は身分証としても利用できるので単純に便利です。

運転免許を取るなら、学生で時間のあるうちがおすすめです。短ければ2週間、長くても3か月以内には取れるので、学生のうちに取っておきましょう。

読書

時間のある学生のうちにたくさん読書しておくのもおすすめです。たくさんの知見を深められるうえ、収入や学力アップにもつながります。

読書で得た知識は自分の財産になるので、ぜひ今のうちにたくさん本を読んでおきましょう。

まとめ:医学生でもバイトすべき

ここまで、説明してきたようにバイトで得られるものはお金だけではありません。バイトを通してたくさんの経験やスキルを身に着けることができるのです。

バイト以外のやりたいことや他の優先事項があるのであれば、バイトしないのもありですが、他にすることもなく時間を持て余しているのであれば、医学生であってもアルバイトするべきです!

始めるべきか迷っているのであれば、続けられないと思ったら辞めたらよいだけなので一度始めてみましょう!バイトをすることであなたが思っている以上にたくさんの学びを得られますよ!

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