- 医学生はアルバイトをいつまで続けられる?
- 比較的忙しい4~6年生ではどのくらい働ける時間がある?
- バイトを辞めた後はどのように生活費を賄っているのか?
以上のような悩みを抱いている人も多いでしょう。
当記事では、
- 医学生はいつまでバイトを続けられるのか、いつまで続ける人が多いのか
- バイトが続けられない時期のお金はどうやって工面するか
- 4~5年生以上になっても続けられるおすすめのアルバイトはないか
ということについて説明するので、気になった人はぜひご覧下さい!
医学生におすすめのアルバイトが気になる人はこちらの記事もおすすめです!
医学部生はバイトをいつまで続ける?
実際のところ4~5年生になるとバイトを辞める人がほとんどです。
その理由は、4~5年生からポリクリ(病院実習)が始まるためです。
ポリクリが始まると、毎朝、病院へ通い実習に参加しないといけなくなります。外来見学や病棟見学、手術見学で1日病院を歩き回った後は、疲労困憊で動けない日もあるでしょう。
また、実習のためのパワポを作ったり、予習したりしないといけない日もあるため、実習以外の時間を実習の準備に奪われてしまうこともあります。手術が長引いたり急に呼び出されたりすることもあり、バイトが入れにくいことも4~5年生でバイトを辞める原因の1つでしょう。
このように、ポリクリが始まる4~5年生では、バイトを続けにくいといえます。
また、6年生になると医師国家試験に備えた勉強を始める必要があります。国師の勉強のために毎日6時間以上もの勉強が必要になるため、勉強とバイトの両立を負担に感じてバイトをしない人も多いようです。
バイトを辞めた後のお金の問題は?
高学年になってバイトを続けることが難しい場合、バイトを辞めた後にどうやってお金を工面しているのか気になるところでしょう。
実際には、低学年のころに比べると遊びに使う時間が少なくなるため、遊びで使うお金も少なくなります。そのため、低学年のうちに稼いで貯金したお金や親からの仕送りで高学年もやり過ごせる人がほとんどのようです。
ただし、時には友達との交際費やほしいものを買うお金が必要になることもあります。また、卒業旅行に行きたいという人も多いため、そのお金も学生のうちにためておかなければならないでしょう。
そのような点を懸念して、4~5年生になっても無理のない範囲でバイトを続けている人もいます。実際、勉強と両立させながらバイトを続けているポリクリの実習生も一定数いました。
時間がなくてもお金が必要な場合には、それなりの工夫をしながらアルバイトを続けることが大切です。
医学部高学年になってもバイト続けるたいという人へ向けて、どのようなバイトを選ぶべきか次の章で説明します。
医学部高学年になってもバイト続けるためには?
4~5年生になるとバイトを辞める人が多いと述べましたが、4~5年生になって必ずしも全員がバイトを辞めているとは限りません。
4~5年生以上になってもアルバイトを続けるうえでは、次のようなバイトがおすすめです。
-
- シフトの融通が効きやすいバイト
- 短期で働くことができるバイト
4~5年生以上でもバイトを続けたい場合には、以上のようなアルバイトを選ぶと忙しくなっても働きやすいです。
シフトの融通が効きやすいバイト
4~5年生以上になってもアルバイトを続けるうえでは、シフトの融通が効きやすいバイトがおすすめです。
実習中はバイトのために避ける時間が変わってきます。そのため、この週は時間が取れたけど、次の週は時間が取れそうにないということもあるのです。そのような場合にきちんと対応できるバイト先でないと、バイトが負担になってしまうでしょう。
また、シフトがなく自分の都合が良いときに働ける採点バイトやフードデリバリー配達員のバイトもおすすめです。これらのバイトは業務委託形式であることが多いので、労働時間ではなく、成果に対して報酬が支払われます。そのため、他の都合を優先しながら自分の好きな時に稼ぐことが可能です。
短期で働くことができるバイト
まとまった休みが取れるときに短期で働けるアルバイトだと、4~5年生以上の高学年でも働きやすいです。
毎週、毎月のシフトを決める必要がないうえ、自分が働きたいときに働けるからです。
短期で働けるバイトの具体例としては、
- 治験バイト
- イベントスタッフのバイト
などが挙げられます。
忙しい医学生でもできるおすすめのアルバイト5選【高時給あり】
4~5年生以上の高学年になってもできるアルバイトとして
- シフトの融通が効きやすいバイト
- 短期で働くことができるバイト
以上のようなバイトを選ぶことが大切だと述べました。
ここでは、忙しい医学生でもできるおすすめのアルバイトにどのようなものがあるのか具体的にご紹介していきます!シフトに自由がききやすくコスパ良く高時給で働けるアルバイトもご紹介しているのでぜひご覧ください!
▼忙しい医学生でもできるおすすめのアルバイト5選【高時給あり】
- 家庭教師バイト
- 治験バイト
- 採点バイト
- イベントスタッフのバイト
- フードデリバリー配達員のバイト
おすすめ①家庭教師バイト
▼家庭教師バイトの特徴
- 医学生の平均時給:約3,000円
- シフト:平均週1~2回
- 業務内容:指導準備・生徒指導・報告書記入など
家庭教師バイトは、平均時給約3,000円と圧倒的高時給で働くことのできるおすすめのアルバイトです。医学生のブランドを利用すればさらに高時給で働くことができる可能性もあります。
オンラインでできる家庭教師バイトの案件もあり、在宅で働くこともできるうえ、生徒や保護者の方と仲良くなれば、スケジュール調整も柔軟にできるようになります。
忙しい高学年の医学生の方にも自信を持っておすすめできるアルバイトです。
おすすめ②治験バイト
▼治験バイトの特徴
- 報酬:1日当たり1万円~2万円程度
- 勤務時間:治験の内容によって多種多様
- 業務内容:薬の服用や採血、血圧測定、脈拍測定などの検査など
治験とは、新しく開発された薬の有効性や安全性を評価するための臨床試験です。治験バイトはその新薬の被験者となる有償のボランティアといえます。
治験バイトには次のような種類があります。
治験バイト | 報酬 | 概要 |
---|---|---|
通院タイプ | 1入院あたり7,000円~1万円 | 短いもので1日、長いもので1か月以上の通院が必要です。 通院した回数に応じて謝礼金が支払われます。 医薬品の投与や健康食品やサプリメントのモニター、化粧品の効能確認などを行います。 |
入院タイプ | 1泊あたり2万円~3万円 | 短いものでは1日(1泊2日)、長いものでは1カ月以上の入院が必要です。 起床や就寝、食事など厳密に時間管理された生活を送ります。 定期的な採血、血圧測定、脈拍測定などの時間以外も外出や喫煙、飲酒、スマートフォンの利用などの利用が制限されます。 |
治験バイトでは、高単価なものが多く、1回の通院で数万円稼げる案件もあります。
自分の都合の良いときに参加できるため、実習や勉強の負担になることなく暇な時に稼ぐことができます。また、治験で入院する場合にも自由な時間が多く勉強の妨げになることも少ないでしょう。
治験バイトは、社会貢献の実感も持てるうえ、忙しい高学年の医学生でも時間のある時にできるため、おすすめのアルバイトだといえます。
おすすめ③採点バイト
▼採点バイトの特徴
- 医学生の平均時給:約1,000円(出来高制)
- シフト:自由
- 業務内容:テストや模試の採点
採点バイトは予備校や塾から送られてきたテストや模試の採点をするアルバイトです。テスト1枚当たり30円~200円と決められており、納期までに提出することで、その分の報酬がもらえます。
ただし、閑散期と繁忙期があり、受験シーズンや模試のシーズンには多くの案件がありますが、それ以外の時期にあまり働けないことがあることには注意が必要です。
採点バイトは、在宅で自分の好きな時に作業でき、高学年の医学生にもおすすめですので、気になる人は始めてみましょう。
おすすめ④単発バイト
▼単発バイトの特徴
- 医学生の平均時給:900円~1,500円
- シフト:自由
- 業務内容:バイトによる
大学や学部のLINEグループに流れてくる単発バイトや単発バイトアプリの「シェアフル」などに流れてくる単発バイトなどもおすすめです。
毎週、毎月のシフトを決める必要もないため、自分の都合の良いときに働くことができます。
履歴書や面接もなく、気軽に応募することができるので気になった人はぜひ応募してみましょう。
おすすめ⑤フードデリバリー配達員のバイト
▼フードデリバリー配達員のバイトの特徴
- 医学生の平均時給:1,500円~2,000円(配達1回あたり400円~600円)
- シフト:自由
- 業務内容:配達
フードデリバリー配達員のバイトは、飲食店の料理を指定された住所に配達すると、配達した距離や回数に応じて報酬がもらえるアルバイトです。
フードデリバリー配達員のバイトは、シフトがなく自分の好きなタイミングでけるため、高学年の忙しい医学生にもおすすめです。4~5年生頃は、部活を引退し、運動不足になっている頃でもあるので、稼ぎながら適度な運動ができる点においてもおすすめできます。
まとめ:医学部高学年になってもできるバイトはある!
実際のところ、医学部では4~5年生になるとバイトを辞める人がほとんどですが、忙しくなっても続けられるアルバイトは存在します。
高学年になってもバイトしようと思っている人は、
- シフトの融通が効きやすいバイト
- 短期で働くことができるバイト
以上のようなバイトを選ぶのがおすすめです。
勉強や実習をおろそかにしないことも大切ですが、学生時代のアルバイトは貴重な経験にもなります。高学年になってバイトすべきか迷っている人は、ぜひ一度始めてみましょう!
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